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フランシス過去編
コレの続きです
やっと!!!
好きな人は誰かって?
「貴方よ、フランシス」
頭の中が真っ白になる
そういう表現はするしよく聞くが……本当に体験するとは思わなかった。
彼女が何を言ったのか、最初は理解出来なかった。彼女の言葉は耳を通り、神経を通じて脳まで達している。その言葉は単語として認識している。なのに、一瞬、理解が出来なかった。
「………え?おま……今…」
「……信じなくてもいいわよ」
ジャンヌは顔を背ける。さすがの強気な彼女も、顔を赤らめているようだ。その光景すらもが信じられない。
「安心して。別に好きになってもらいたいとか思ってるわけじゃないから」
向けてくるのはいつもの笑顔。だが、無理に作っているものだとフランシスがわからないはずが無い。それがわかるほど彼女とはずっと一緒にいたのだから。
「ただ……私が想ってるだけなの。だから貴方に好きな人がいても私は「ジャンヌ!!」
声を上げ、フランシスは彼女を抱き締める。自分より小さく、すっぽりと腕の中に収まるその体を、しっかりと離さないように。
「フラン…シス?」
「好きだ」
顔は見えないが、驚いてるのが伝わってくる
「好きだ………ジャンヌ……」
「嘘……よ。だって……だって……」
「嘘じゃない。俺は……お前が」
体を離し、しっかりと顔を見据える、真っ直ぐに彼女の瞳を見つめる。いつも澄んでいる青い瞳は大きく見開かれ涙で潤んでいる。零れ落ちそうな涙はとても綺麗で美しい。
何故、もっと早く気づかなかったのだろう?
こんなに近くにいたのに
こんなに傍にいてくれたのに
互いに、互いがいなければならない存在となっていたのに
「愛してる……ジャンヌ…」
フランシスは真っ直ぐに彼女を見ながら想いを言葉に乗せ
互いの唇を重ねた
「……お。」
緩いウェーブのかかった赤い髪を翻しながら呟く。
「どうしたのよ?」
最愛の者とのデート中だが、それでも携帯を見るとは、余程大事なメールなのだろう。これが他の女相手だったら、今日のデート費用は全て男持ちな上、欲しかったバッグを買ってもらおう。
「……ふっ、やっぱりな。」
「言わなきゃ蹴るわよ」
「暴力反対って!!見せるから!!」
携帯の画面を見せられ、並んでいる文字を読む。差出人は彼の弟、そして内容は……
「ようやく自覚しやがったか、アイツら」
「そうね。端から見ても両想いなのわかりきってたのに」
誰を好きかなど、普段の彼らを見ていれば一目瞭然だ。なのにお互い何故気づかなかったのだろう。相手に想われていることに。
「ってことは、ジャンヌが妹になるのね」
「おいおい早すぎだろ?」
「どっちが?」
アンタと私が、か?
それとも
フランシスとジャンヌが、か?
どちらが早いのだろうか?
どちらにせよ、未来は決まっているようなものだ
お互いを互いに想い合っているあの2人ならば、一緒の姓になるのも時間の問題
「どうした、ハニー?」
「別に。ほら、早く行かなきゃ映画始まるわよ、ゼロス」
「急かすなって、しいな。時間はまだまだあるんだからよ」
そう、時間はある
今までを吹き飛ばし笑い合えるほどの時間はまだまだある
嗚呼、神よ
彼ら2人に永遠の祝福を
……………………………
キ タ コ レ!!!!!
ついに完全にくっつきましたおめでとう!!!!!
くっつかせるだけにこんなに話数かかるとは思っていませんでした……お兄さん、早く気付けバカ
さて、これでハッピーエンド………のように思えますが、違います。まだ終わりではありません。
現在のフランシスには彼女はいません
それがどういう意味を持つのか……
次回から大学編です
悪友出したい!!!
えび
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