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フランシス過去編
コレの続き。
まさかの兄貴の登場です
あれから、フランシスは自分がわからなくなっていた。
進路希望調査の提出でわかった事実。ジャンヌが大学には行かず、GPIに所属するということ。GPIの存在はフランシスも知っていた。というか、高校生ともあれば誰もが1度は耳にしたことがあるはずだ。『正義の組織』とも呼ばれるそれは、世界政府直下の組織であり、いわば世界警察のようなもの。憧れる者は少なくない。が、エージェントになるための認定試験は有名な北米の工科大学の入試などよりも遥かに困難らしい。エージェントをサポートするサブと呼ばれる立場になるにも、相応の経歴や知識などが必要だった。もしくは、何かが認められること。
「なるほど、ね…」そう、彼女には力があった。小さな傷ならば一瞬で治すことの出来る治癒の力。
それを用いたのか?いや、彼女はそんな奴じゃない。生まれてからずっと一緒にいたに等しいフランシスにはわかっていた。彼女は彼女の実力で所属が決定したのだ、ということが。
祝ってあげるべきなのだろう。念願の仕事が出来るのだから。
『人の役に立ちたい』
長年彼女はそう言っていたではないか。祝ってあげる、べきなのだ。 なのに
「何で……だろねぇ…」
進路が違うと知った瞬間、感じた『何か』。ちくりと刺さったこの胸の痛みは何なのだろうか?今までずっと一緒だった。だが、もうあと半年もすれば離れ離れになってしまう。そう考えると余計に胸が苦しくなる。
「それは恋だぜ」
「……はぁ?
誰に相談しようかと考えた。ジャンヌには相談は出来ない。(彼女に関わることかもしれないので)なら、他に…と考えた結果浮かび上がった人物、それは目の前の男だった。
「ひどっ!!男とか、お兄様に向かってひどっ!!」
シクシクシクと泣き出すテンションが高すぎる。こっちは悩んでいるというのに、そんな時に高いテンションなのは、正直、ウザい。
「で?この俺様に相談って?」
少しウェーブのかかっている腰まで届く赤い髪。額には白い布が巻かれており、開いた胸元には大きめのアクセサリーをつけている。赤い石が埋め込まれたそれは、彼女から貰ったものだとか。
「何でも聞いてみなって。このゼロス・ボヌフォアが何でも答えるぜ!!」
この男こそがフランシスの兄、ゼロスであった。
ワイン業界において断トツでTOPに立つボヌフォア家。数代前までは運輸業を営んでいたが、長年争っていたカークランド家との和解もあり、ワイン業を営み始めた。
そんなボヌフォア家の長男、ゼロス・ボヌフォア。お調子者でおちゃらけた様子ばかり見せる馬鹿だが、商業を営む才能の片鱗はすでに見せており、まだ大学生だというのに会社に足を踏み入れている。
「お前さぁ、自分を『愛の伝道師』とか言ってる割に、愛のこと全然っわかってないだろ」
ビシっと指を差される。自信家な兄にそんなことされるのはムカつく。とりあえず兄の人差し指を折ろうかと考える。
「言われなくても愛はわかってるって」
「いんや、わかってない。愛ってのは急にだって来るんだぜ~。俺とアイツだってそうだったからな!!」
兄が今の彼女と付き合い始めたのは結構最近のことだ。小さい頃からお互いずっと一緒にいたくせに喧嘩ばかりしていて………端から見れば両想いなのはバレバレだったというのに。
………ん?
「大体、兄さんは恋とか言ってるけどさ、俺、アイツにそんな感情持つなんてありえないぜ」
美しいものはあれこれ構わず愛でてきた。付き合った女の数など数え切れないし、一夜だけの相手もいる。皆皆、美しい女性ばかりだ。腐れ縁のアーサーだって、黙っていれば美形だ。(口を開けば喧嘩ばかりするが、まぁそれは置いておこう)女性だけでなく男でも、美しいものならば愛でた。老若男女分け隔て無く。
でも、ジャンヌは別だ。生まれてこの方ずっと一緒にいる。幼馴染、腐れ縁というよりは兄弟・家族に等しい。愛でるとか、そういう対象で見ることなど出来やしない。美形だが、この兄を見ても何とも思わないのと同じだ。
「確かにアイツは、ジャンヌは世間一般から見れば可愛い方だと思うよ?」
お節介かきの性格は置いといて、淡い金の髪は快晴の空に輝く太陽に照らされれば負けないほど輝くし、緩くウェーブの掛かった髪もさわり心地は抜群だ。ロングを好まず肩辺りで揃えているが、その方がアイツには似合っている。名前を呼んで振り向いた時、すぐに顔を見ることが出来るし。大きな青い瞳だって、その色は空よりも海よりも澄んでいて、見ていると吸い込まれそうになる。化粧とかしていないのに肌は整っているし、鼻筋だってピンと立っているし、唇は小さくて赤くてチェリーのようだし、何よりアイツは笑顔が…
「ん?どうした~?」
によによと笑うゼロスの視線にフランシスは気づかない。
……あ、あれ?
俺…何で、……
『フランシス』
アイツが笑顔で俺の名を呼んでくれている時のことを思い出すと…
「な?だから言ったでしょ?」
一度自覚すれば
「まさか……俺……」
あとはどんどん引かれていく
……………………………
出てきました!フランシス兄こと、ゼロスくん(笑)
あれです、某テイルズのシンフォニアのです。
フランシスには最初から兄がいる設定があったわけでは無く、カークランド家やアーサーの詳細を練っている時に思いついたのです。アーサーはカークランドの長男だけど、フランシスは次男っぽいよな~。じゃあ兄は……と考えた結果、頭の中で「ハニーvv」と叫んでいる奴が出てきました。どこから沸いてきた、お前。
そんなわけで、この2人が兄弟と仮定していろいろと考えた結果……声は同じだし、性格似てるし、あれ?良くね?と(笑)
こうして、ゼロス・ボヌフォアが誕生したわけです。ちなみにゼロスには婚約者兼彼女がいますよ。ナイスバディーで、多少尻に敷かれていますが。さて、誰なんでしょうねぇ
ゼロスの設定はさておき、ついにフランシスが想いを自覚しましたイエイ!!←テンション高いな
もっと繊細に書ければ良かったのですが…私の文才だとこの程度ですorz
近くにいすぎて気づかなかったパターンです。近すぎるのも問題なんですよねぇ。
自分の気持ちを知ってしまったフランシスがどう行動に出るのかを考えるとによによします。
そしてジャンヌの気持ちは?
あ~楽しい!!!
えび
進路希望調査の提出でわかった事実。ジャンヌが大学には行かず、GPIに所属するということ。GPIの存在はフランシスも知っていた。というか、高校生ともあれば誰もが1度は耳にしたことがあるはずだ。『正義の組織』とも呼ばれるそれは、世界政府直下の組織であり、いわば世界警察のようなもの。憧れる者は少なくない。が、エージェントになるための認定試験は有名な北米の工科大学の入試などよりも遥かに困難らしい。エージェントをサポートするサブと呼ばれる立場になるにも、相応の経歴や知識などが必要だった。もしくは、何かが認められること。
「なるほど、ね…」そう、彼女には力があった。小さな傷ならば一瞬で治すことの出来る治癒の力。
それを用いたのか?いや、彼女はそんな奴じゃない。生まれてからずっと一緒にいたに等しいフランシスにはわかっていた。彼女は彼女の実力で所属が決定したのだ、ということが。
祝ってあげるべきなのだろう。念願の仕事が出来るのだから。
『人の役に立ちたい』
長年彼女はそう言っていたではないか。祝ってあげる、べきなのだ。 なのに
「何で……だろねぇ…」
進路が違うと知った瞬間、感じた『何か』。ちくりと刺さったこの胸の痛みは何なのだろうか?今までずっと一緒だった。だが、もうあと半年もすれば離れ離れになってしまう。そう考えると余計に胸が苦しくなる。
「それは恋だぜ」
「……はぁ?
誰に相談しようかと考えた。ジャンヌには相談は出来ない。(彼女に関わることかもしれないので)なら、他に…と考えた結果浮かび上がった人物、それは目の前の男だった。
「ひどっ!!男とか、お兄様に向かってひどっ!!」
シクシクシクと泣き出すテンションが高すぎる。こっちは悩んでいるというのに、そんな時に高いテンションなのは、正直、ウザい。
「で?この俺様に相談って?」
少しウェーブのかかっている腰まで届く赤い髪。額には白い布が巻かれており、開いた胸元には大きめのアクセサリーをつけている。赤い石が埋め込まれたそれは、彼女から貰ったものだとか。
「何でも聞いてみなって。このゼロス・ボヌフォアが何でも答えるぜ!!」
この男こそがフランシスの兄、ゼロスであった。
ワイン業界において断トツでTOPに立つボヌフォア家。数代前までは運輸業を営んでいたが、長年争っていたカークランド家との和解もあり、ワイン業を営み始めた。
そんなボヌフォア家の長男、ゼロス・ボヌフォア。お調子者でおちゃらけた様子ばかり見せる馬鹿だが、商業を営む才能の片鱗はすでに見せており、まだ大学生だというのに会社に足を踏み入れている。
「お前さぁ、自分を『愛の伝道師』とか言ってる割に、愛のこと全然っわかってないだろ」
ビシっと指を差される。自信家な兄にそんなことされるのはムカつく。とりあえず兄の人差し指を折ろうかと考える。
「言われなくても愛はわかってるって」
「いんや、わかってない。愛ってのは急にだって来るんだぜ~。俺とアイツだってそうだったからな!!」
兄が今の彼女と付き合い始めたのは結構最近のことだ。小さい頃からお互いずっと一緒にいたくせに喧嘩ばかりしていて………端から見れば両想いなのはバレバレだったというのに。
………ん?
「大体、兄さんは恋とか言ってるけどさ、俺、アイツにそんな感情持つなんてありえないぜ」
美しいものはあれこれ構わず愛でてきた。付き合った女の数など数え切れないし、一夜だけの相手もいる。皆皆、美しい女性ばかりだ。腐れ縁のアーサーだって、黙っていれば美形だ。(口を開けば喧嘩ばかりするが、まぁそれは置いておこう)女性だけでなく男でも、美しいものならば愛でた。老若男女分け隔て無く。
でも、ジャンヌは別だ。生まれてこの方ずっと一緒にいる。幼馴染、腐れ縁というよりは兄弟・家族に等しい。愛でるとか、そういう対象で見ることなど出来やしない。美形だが、この兄を見ても何とも思わないのと同じだ。
「確かにアイツは、ジャンヌは世間一般から見れば可愛い方だと思うよ?」
お節介かきの性格は置いといて、淡い金の髪は快晴の空に輝く太陽に照らされれば負けないほど輝くし、緩くウェーブの掛かった髪もさわり心地は抜群だ。ロングを好まず肩辺りで揃えているが、その方がアイツには似合っている。名前を呼んで振り向いた時、すぐに顔を見ることが出来るし。大きな青い瞳だって、その色は空よりも海よりも澄んでいて、見ていると吸い込まれそうになる。化粧とかしていないのに肌は整っているし、鼻筋だってピンと立っているし、唇は小さくて赤くてチェリーのようだし、何よりアイツは笑顔が…
「ん?どうした~?」
によによと笑うゼロスの視線にフランシスは気づかない。
……あ、あれ?
俺…何で、……
『フランシス』
アイツが笑顔で俺の名を呼んでくれている時のことを思い出すと…
「な?だから言ったでしょ?」
一度自覚すれば
「まさか……俺……」
あとはどんどん引かれていく
……………………………
出てきました!フランシス兄こと、ゼロスくん(笑)
あれです、某テイルズのシンフォニアのです。
フランシスには最初から兄がいる設定があったわけでは無く、カークランド家やアーサーの詳細を練っている時に思いついたのです。アーサーはカークランドの長男だけど、フランシスは次男っぽいよな~。じゃあ兄は……と考えた結果、頭の中で「ハニーvv」と叫んでいる奴が出てきました。どこから沸いてきた、お前。
そんなわけで、この2人が兄弟と仮定していろいろと考えた結果……声は同じだし、性格似てるし、あれ?良くね?と(笑)
こうして、ゼロス・ボヌフォアが誕生したわけです。ちなみにゼロスには婚約者兼彼女がいますよ。ナイスバディーで、多少尻に敷かれていますが。さて、誰なんでしょうねぇ
ゼロスの設定はさておき、ついにフランシスが想いを自覚しましたイエイ!!←テンション高いな
もっと繊細に書ければ良かったのですが…私の文才だとこの程度ですorz
近くにいすぎて気づかなかったパターンです。近すぎるのも問題なんですよねぇ。
自分の気持ちを知ってしまったフランシスがどう行動に出るのかを考えるとによによします。
そしてジャンヌの気持ちは?
あ~楽しい!!!
えび
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